老後に必要なお金はどれくらい?生活費や独身と夫婦での違いについて

老後に必要なお金はどれくらいなの?様々な専門家が試算して紹介していますが、最終的にいくら必要なのか?を決めるには、まず「どんな生活を送るのか」によって大きく異なります。

例えば、

  • 月に20万円あれば、質素に暮らせる・・
  • 月に30万円あれば、夫婦で暮らしには困らない・・
  • 孫に小遣いをあげたり、老後を楽しむ資金は少しは欲しい・・

など、それぞれのライフプランに合わせて必要な金額が異なってきますし、また夫婦や独身、持ち家があるのか無いのか?やローンがあるのかどうかによっても違います。

公益財団法人生命保険文化センターのデータによると、4056名への質問で

  • 経済的に豊かな生活 2.1%
  • 同じ程度の生活 21.4%
  • つつましい生活 70.1%
  • わからない 2.4%

と回答している事がわかっていて、多くの方が老後は「つつましい生活を送りたい」と願っているようです。

ここでは、老後に必要なお金を夫婦と独身の場合の違い、持ち家の有無(ローンの有無)による違いに分けて紹介したいと思います。

老後に必要なお金 夫婦編

まずはじめに、老後に必要なお金を夫婦で算出すると、

金額
食費 60,869円
住居費 16,158円
水道光熱費 21,042円
家具、家事用品 9,788円
被服など 6,940円
保険、医療費 14,635円
交通、通信費 26,825円
教育、娯楽費 25,968円
交際費 28,749円
その他支出 28,511円
合計 239,485円

平成26年 家計調査年報より

上記の例は一般的な生活で夫婦で生活する場合に必要な金額として紹介されていましたが、住居費を見るとほとんど発生していない事からローンなしの家庭を想定した数字かと思われます。

また、公益財団法人生命保険文化センターのデータによると、平均22万円は必要と答えていて内訳を見ると、

  • 15万円未満 5.9%
  • 15~20万円未満 13.1%
  • 20~25万円未満 31.5%
  • 25~30万円未満 13.6%
  • 30~40万円未満 15.0%
  • 40万円以上 2.4%
  • わからない 19.6%

となっており、上記のデータも妥当性があるのかな??という印象です。

老後に必要なお金 独身

では、独身の場合にはどれくらいのお金が必要なのでしょうか?

男女による違いはあると思いますが、老後の一人暮らしに必要な支出ですが、公益財団法人生命保険文化センターのデータによると月14万3千円と言われています。

夫婦に比べて10万円程度少ないですが、持ち家なのか家賃なのかでも支出が変わってくると思いますので、参考程度にして頂ければと思います。

老後に必要なお金 経済的にゆとりある生活を目指して

次に、老後に必要な資金として「少しゆとりある生活を送りたい」と考えている場合に、どれくらい必要になってくるのか?

というところをデータで見てみたいのですが、公益財団法人生命保険文化センターのデータによると、平均で14.3万円は欲しいという回答が多く、合計すると約37万円ほど夫婦で生活するのに必要となっています。

毎月37万円を老後亡くなるまでの間必要・・

と考えると、ちょっと想像しただけでもわかりますが、現役で働いていた時の給料並、もしくはそれ以上を年金と貯金で賄わなければならないという事が見えてきます。

給料で例えると、手取り37万という事は、税込みにして50万円前後の方と同じという事になります。

年収にして800万円前後の方となるのでは無いでしょうか。

それだけの収入を年金と貯金でと考えると、相当頑張らないといけないのが分かるのでは無いでしょうか。

老後に必要なお金を計算

ここまでは月額でどれくらいの収入が必要かを見てきましたが、老後いくら必要なのか?総額が分からなければ、毎月どれくらいの貯蓄をしなければならないのか?

また逆に今の貯金ペースでいくと、老後はどのような生活をおくる事になるのか??が見えてくるかと思います。

そのためここでは、男女別の寿命を確認した上で60歳から先の人生どれくらいのお金が必要になるのか??を計算したいと思います。

まず、男女の平均寿命ですが、

  • 男性 80.98歳
  • 女性 87.14歳

と日本経済新聞で発表されていました。

長寿大国日本と呼ばれて久しいですが、今後ますます医療技術の発達もあり、さらに寿命が伸びていく事が予測されます。

上記を元に平均値を採用し、84歳を寿命として考えた場合に、老後27年夫婦で生活する事になると仮定しますと・・・

  • 夫婦 月額24万円×12ヶ月×27年=7,776万円必要
  • 独身 月額15万円×12ヶ月×27年=4,860万円必要

となっています。

ちなみに、厚生年金の平均ですが、

  • 男性で19万円
  • 女性で9万円

うち、国民年金で5万5千円となっています。

厚生年金をかけている方であれば、上記の必要な資金のほとんどが賄われる可能性がありますが、国民年金のみの方の場合は、そのほとんどの資金を自分で用意しなければなりません。

しかも、今後も年金が今の水準で支給される保証もありませんので、結局は自分でどれだけ貯金していけるか??となるのでは無いでしょうか。

ちなみに、老後に必要なお金プラスゆとりある生活をしたい方の場合は、先程の月額36万円必要というデータから計算すると、

  • 月額37万円×12ヶ月×27年間=1億1,664万円

となります。

いかがでしょうか??ご自身の生活スタイルによって、どれだけ老後の資金を貯める必要があるか?を考える必要があります。

まずは、将来自分(夫婦)でどうなっていたいか??をしっかりと想像した上で、老後に向けて、毎月どれくらいの貯金が必要かを決めていくようにしましょう。

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