総量規制対象外のキャッシングがあるの?そもそも総量規制とは何?

marugataキャッシングやカードローンでは、過去に3Kと呼ばれるものが存在したのですが、takaさんご存知ですか??

marugata023Kと言えば、

「高学歴」、「高収入」、「高身長」

の頭文字ですよね??(笑)、消費者金融社員、そう我々のような人の事を指すのでしょうか??

marugataそれは現代版の3Kでしょうか??私は聞いた事が無いのですが・・・

我々の時代では、「きつい」、「汚い」、「危険」の3Kと言われていたのですが、消費者金融もまた別別の意味の3Kと言われるような、サラ金と揶揄される時代があったのです。

それが、「高金利」、「過剰貸付」、「過剰な取り立て」の3つなのです。

marugata02るほど、確かに私達の入社するようりも以前は、イメージが悪く、社会問題とされていた時もあったようですし、そう考えると、消費者金融が東証一部上場をしたり、銀行の子会社になる時代がやってくるとは思わなかったんでしょうね。

そんな、過去に問題になった「過剰貸付」を防止するために、各社は企業努力を繰り返し、ガイドラインなどを設けて、借入件数や借入金額の自粛をする事をしてきたわけですが・・・

それでも、多重債務者の問題が収まらないので、2006年(平成18年)の貸金業法改正時に、総量規制を導入する事を決めました。

実際に総量規制を導入したのは、2010年(平成22年)6月18日の完全施行の時になるのですが、以降ずっと貸金業者がキャッシングの融資をする際には、総量規制を遵守する事になりました。

総量規制とは何??

そもそも、総量規制とは何?イメージが沸かない・・・

という方に、図解を付けて紹介したいのですが、「年収に対して総量規制の対象となる借入額が1/3を超えないように法規制する」というものです。

例えば、年収300万円の方の場合は、キャッシングで利用できる借入上限額は100万円となります。

ちなみに、年収の計算ですが、税込みで計算する事になりますので、源泉徴収票などでは総収入額を計算の分母とする事になります。

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総量規制の対象となるのは、貸金業法の規制を受ける業者のみです

総量規制は、貸金業法で定められた規制のため、全ての法律で定められたわけではありません。

よって、クレジットカードには割賦販売法、銀行などのローンには銀行法といった法律がそれぞれ存在し、それぞれの法律による規制を受ける事になりますので、貸金業法の対象外となります。

よって、いわゆる「銀行系カードローン」は、総量規制の対象外とされているという事です。

総量規制対象外のキャッシングがあるの??

ここまで総量規制に関するお話をしてきたのですが、ここからは総量規制の対象とならないキャッシングがあるという事についてまとめていきます。

除外貸付と例外貸付の2つ

キャッシングの総量規制の対象とならない貸付には2種類あり、「除外貸付」と「例外貸付」と呼ばれるものが法律上でも明記されています。

  • 除外貸付・・・そもそもの総量規制の貸付には含まれない、計算上の金額から除外するもの。
  • 例外貸付・・・総量規制の計算上の貸付には含まれますが、例外的に総量規制の金額を超えて融資が出来る。

除外貸付には、
不動産購入または不動産に改良のための貸付け(そのためのつなぎ融資を含む)
自動車購入時の自動車担保貸付け
高額療養費の貸付け
有価証券担保貸付け
不動産担保貸付け
売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付け
手形(融通手形を除く)の割引
金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け
貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介(施行規則第10条の21第1項各号)

上記のような貸付が含まれ、

例外貸付には
顧客に一方的有利となる借換え(おまとめローン)
緊急の医療費の貸付け
社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付け
配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付け
個人事業者に対する貸付け
預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(施行規則第10条の23第1項各号)

上記の通りとなっています。

消費者金融の多くで「おまとめローン(借り換えローン)」の名称で呼ばれる融資の方法は、例外的な貸付という事になりますので、総量規制の計算上は金額に含まれる計算になります。

例を挙げると、

A社100万、B社50万、C社50万の合計200万円の借入がある方が、年収300万でも借り換えする事は、理論上は可能となりますが、あくまで「例外」という事です。

そのため、100万円を切るまでは、別の金融業者で新規融資を受ける事は出来ません。

同じ考えで、自営業者向けの商品を扱う消費者金融も多くありますが、こちらも「例外」という扱いですので、計算上は総量規制に含まれるという事になります。

その他の例とすると、自動車ローン、教育ローンで、ビジネスローンなどは、銀行が融資を実行するものであれば、総量規制の対象外となりますし、不動産担保ローンを消費者金融が行う場合は、除外貸付となります。

逆に、クレジットカード会社のショッピング機能は対象外ですが、キャッシング機能に関しては、貸金業法の適用となりますので、ショッピング機能とは別で総量規制の影響を受ける事になります。

このように、総量規制による影響は大きなものがありますので、ここで理解を深めて頂ければと思います。

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